その体調不良は「グルテン」のせいかも?「グルテンフリー」の素晴らしい効果で健康な体に!

2017年11月2日

テニスのジョコビッチ選手など、海外のアスリートたちが取り入れて話題になり、日本でも注目されている「グルテンフリー」。

「グルテンフリー」とは、主に小麦、大麦、ライ麦などに含まれる「グルテン」を一切とらない食生活スタイルのことで、具体的にはパン、うどん、パスタなどの主食を控えます。

 
最近では、日本でも「グルテンフリー」が少しずつ浸透し、グルテンフリーの食品や、カフェ、レストランなどもちらほら見かけるようになりましたよね。

女優の長澤まさみさんも、「主食だけグルテンフリーにする」「週一回は主食に小麦メニューを取り入れてOK」などといったマイルールで、「ゆるグルテンフリー」を4~5年間ほど続けているそうです。

 
アレルギーなどがない人にとっても健康にいいといわれるこの「グルテンフリー」、一体どういうものなのか、ご説明したいと思います。

 

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グルテンって?

「グルテン」とは、小麦粉に含まれる粘り気のあるたんぱく質のことです。

小麦粉はこのグルテンを含む量によって種類が区別され、使われる料理が違います。グルテン量が多いのが強力粉、少ないものが薄力粉、その間が中力粉です。

このグルテンが体内では様々な症状を引き起こす原因になるといわれています。

 
例えば、グルテンには腸内の悪玉菌を増やす作用があり、消化不良や栄養の吸収阻害、便秘、下痢、むくみなどの不調につながるといわれています。

また、グルテンには「グリアジン」と「グルテニン」というタンパク質が含まれていますが、この「グリアジン」物質はアレルゲンにもなります。
体が「グリアジン」に対して抗体を作ってしまうことで、グルテンアレルギーを発症します。

さらに「グリアジン」には食欲を促進させる働きがあり、パンやスイーツを食べだすと止まらないという現象も引き起こします。

 
ここで、グルテンが及ぼす体への影響やその仕組みを詳しく見ていきましょう。

 

アレルギー反応

グルテンはアレルギー反応を起こしやすく、即時型アレルギーだけではなく、遅延型アレルギーの原因にもなります。

特に、遅延型アレルギーでは急激な体調不良があらわれず、発症までの日数も翌日から3日後など、人によってバラバラであったり時間も経ってしまっていることで、原因であるアレルギー物質を特定することも難しいため、そうとは気付かずアレルギー食品を摂取し体調不良などの問題を起こしている場合も多くあります。

 
 

リーキーガット症候群(腸もれ症候群)

腸の粘膜に穴があいてしまい、本来排除されるはずの有害物質(毒素)が体内に取り込まれてしまう状態のことです。

グルテンは分解されにくく、未消化のまま腸の粘膜に傷をつけ、炎症を引き起こすと言われています。

健康な人もグルテンを摂りつづけることで次第に腸に穴があき、アレルギーの原因となるアレルゲンや、本来は体内に侵入するはずのない化学物質や重金属などの有害物質を体内に入れてしまいます。
そして血液を通り、細胞にいきわたり、そこで様々なアレルギー反応や自己免疫疾患が起こってきます。

原因不明の自己免疫疾患や不定愁訴は、グルテンによる腸の炎症が引き起こしていることがわかっています。

 
 

セリアック病

「セリアック病」とは、グルテンを摂取すると小腸が敵が侵入して来たと勘違いし自らの小腸を傷つけてしまうという、先天性、遺伝性の自己免疫疾患です。

小腸の炎症により、栄養素が吸収できなくなり重度の栄養障害を引き起こし、貧血や骨粗しょう症・発達遅延・精神障害・下痢・頭痛・湿疹・不妊など様々な問題を引き起こします。

 
 

グルテン不耐症(過敏症)

「グルテン不耐症」とは、グルテンの消化不良・分解により、腹部膨満感・下痢・疲労感・頭痛などの様々な症状が出る体質のことを指します。

日本人は欧米人と比べ、グルテンを分解する能力が弱く、グルテンが未消化のまま腸を通過することで、炎症が生じます。

グルテン不耐症は、普段小麦を食べても問題がない人でも、胃腸が弱っていたり体調不良が重なったりすると起こります。

似た症状が出るアレルギーに遅延型小麦アレルギーがありますが「酵素の不足や欠如など消化異常を原因とする」として、小麦アレルギーやセリアック病とは、明確に区別されています。

 

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こんな症状に注意!グルテンが原因の可能性あり!

以下のような症状がある方は、グルテンの摂取によってその体調不良を引き起こしている可能性があります。チェックしてみましょう。

 
●体が常にだるい、慢性的な疲労感がある

●アレルギー体質だ

●湿疹、蕁麻疹、皮膚のトラブルがある

●腹部膨満感、下痢、便秘、ガスなど、消化器官のトラブルがある

●二の腕や背中にブツブツがある(毛孔性苔癬、毛孔性角化症)

●グルテンの入った食事を食べると、頭がすっきりしない、疲労感がある

●橋本甲状腺炎、関節リウマチなど、何らかの自己免疫疾患がある

●めまいを感じたり、平衡感覚がおかしくなるときがある

●PMS(月経前症候群)や更年期障害など、ホルモンバランスの乱れによる症状がある

●頭痛、偏頭痛

●膝や腰など、関節の痛みがある

●気分のむらがあり、不安や抑うつ状態に苛まれることがある

 
 

グルテンフリーとは?

そして「グルテンフリー」とは「グルテン」を取らない食事スタイルのことです。

上記のような症状が改善されたり、カルシウムなどミネラルの栄養吸収がよくなる、免疫力のアップ、大腸がんの予防なども期待できるといわれています。

また、体質が変わり体重が減少するなど、ダイエット効果があったという声も多くあり、健康だけでなく美容にも効果があるようです。

 
試しにまず、最低2週から3週間グルテンフリーの生活を試してみて、その後再び普段どおりの食生活に戻してみます。
グルテンフリーの時に体調が急に良くなり、戻すとまた悪化するようであれば、体がグルテンを拒否しているサインである可能性が高いです。

 
グルテンフリー生活では、以下のような食品を避ける必要があります。

【グルテンを含む食品の例】
・パン
・ピザ
・ケーキ、クッキーなどお菓子類
・パスタ、うどん、ラーメン等の麺類
・餃子、ワンタン、中華まんの皮
・お好み焼き、たこ焼き
・カレー、シチューのルー
・揚げ物の衣
・シリアル
・麦焼酎、ビール、発泡酒

 
小麦製品を避けるためには、主食を米にしたり、小麦粉を米粉や片栗粉で代用するなどの工夫が必要です。

また、おやつにしても、大福、団子、ようかん、あんみつ、おしるこ、フルーツゼリー、プリン、ナッツ、ドライフルーツなど、小麦を含まないものもたくさんあるので、そういったものを選ぶようにしましょう。

 

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グルテンフリーの効果

グルテンフリーを始めると、早ければ1週間で体調に変化が出始めます。最初の効果としてよく言われているのは、「肌がしっとりしてきた」、「頭がすっきりする」などです。

体のだるさもなくなるので、日々のパフォーマンスも上がります。依存性食欲もなくなるので、無駄に食べることがなくなり、ダイエットにもつながります。

 
さらに、

●腹痛、便秘、下痢の改善
●頭痛、不眠、めまい、疲労感の改善
●生理痛、生理不順の改善
●肌荒れ、肌の乾燥が改善
●むくみがとれる
●ダイエット効果
●寝起きがよくなる
●疲れにくくなる

といった、効果が実感できます。

 
ただ、グルテンフリーを始めてから数日または数週間すると、頭痛やめまい、下痢、倦怠感などの「好転反応」が起こることがあります。

 
「好転反応」とは、体が良い状態に戻るときに体に起こる反応のことで、体のデトックスが進んでいるときには必ずと言っていいほど起きる症状なので、心配はいりません。

また、パンやケーキなどの小麦製品を異様に食べたくなるなど、グルテン中毒による禁断症状を強く感じる人も多いそうです。

 
グルテンフリーの効果は早ければ1週間ほどで感じられますが、効果を実感できるまでの期間には個人差があり、人によっては数か月から半年、または1年以上かかる場合もあるようです。
好転反応や禁断症状による辛い期間もあるかもしれませんが、焦らずに続けていきましょう。

 
 

グルテンフリーを実践している人の声

・体重が約5キロ落ち、かつてなく強靭になり、子供時代から振り返っても1番の健康体になった。(ジョコビッチ「ジョコビッチの生まれ変わる食事」より)

・翌朝の目覚めがものすごくよく、すっきり目が覚めるようになりました。

・しょっちゅう胃にガスが溜まってお腹が痛くなっていたのですが、グルテンフリー生活を始めてから全くなくなりました。

・慢性疲労症候群、線維筋痛症、喘息、全ての症状がなくなり驚いています。

・いつもなんとなく感じてた体のだるさがなくなり、体が軽く感じます。

・原因不明の頭痛、めまいなどの体調不良が改善され、長年悩まされていたアトピー症状がびっくりするくらい軽くなりました。

 

 

まとめ

グルテンによる様々な症状や、グルテンフリーの嬉しい効果についてご説明しましたが、いかがでしたか?

小麦粉はパンや麺類などのわかりやすいものだけでなく、つなぎや衣など、本当に色々なものに使用されているため、グルテンを完全に抜く、グルテンゼロの生活にするのはかなり難しいと思います。
いきなり完全にゼロにするのが難しければ「なるべく控える」ことから始めてみるのもいいかと思います。

早速「グルテンフリー」を生活に取り入れて、素晴らしい効果を実感してみませんか?

 

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Posted by NK